背中にできるニキビを撃退したい!

ニキビができやすいのはなぜか?

ニキビがなかなか治らない。
治ってきてもまた新しいニキビができてしまう・・・(> <)

 

なぜニキビができやすいのか、調べたことはありますか?

 

にきびのできやすい理由を知ると、意外と「あ、そうなんだ!」と納得することが多いでしょう。
自分体についてもっと詳しく知ってあげましょう。

 

外部要因

紫外線

紫外線による日焼けで活性酵素を発生させ、炎症が起こることがあります。
すでにニキビができていたら、さらに炎症がひどくなり赤ニキビになってしまいます。

 

アクネ菌は紫外線を感じると「ポルフィリン」という名前の物質を発生するので、
これによってニキビは悪化してしまいます。

 

紫外線はニキビに限らずあまりお肌にいいものではありません。

 

無防備のまま紫外線を浴び続けると、肌は自分を守ろうとして角質を厚くしていきます。
そして、厚くなった角質は毛穴をふさいでしまい、皮脂が出られず中で酸化してニキビとなります。

 

肌に合わない化粧品

自分のお肌にやさしい化粧品を使っていますか?

 

鉱物油や刺激性の強い成分を含む化粧品・ヘアリキッドを遣ったり、塩素の強い水での洗顔は、
肌に常に過剰な刺激を与えてニキビ発生の原因となります。

 

ニキビができているなら、できるだけ低刺激の化粧品やヘアケアを使用するよう心掛けてみてください。

 

服装や髪形

 

顔の中でニキビができやすいTゾーンやほっぺた。
そこに毛先がチクチクあたる髪の長さだと、皮膚が刺激されたり雑菌が入ったりしてニキビが悪化することがあります。

 

洋服でもウールのタートルネックなどチクチクするものや、
寝具では顔を直にあてる枕や枕カバーなど、ニキビができている部分を刺激するような素材のものは避けるほうがいいでしょう。
ナイロン・ポリウレタンなどの刺激が強い下着などで圧迫するもの止めましょう。
できれば、自然な綿(コットン)や絹(シルク)を身につけることをおすすめします。

 

内部要因

皮脂の過剰分泌

通常は、思春期を過ぎた20歳前後でニキビが軽減しますが、大人になっても皮脂分泌が多い女性は、そのままニキビを持ちこすことがあります。

 

顔は鼻を中心に20万個の毛穴があると言われていますが、背中やデコルテ部分にも実はそれに匹敵するくらいあるのです。
その一つ一つの毛穴に皮脂が溜まって酸化すると、ニキビが炎症を起こしていきます。

 

また、背中の産毛は顔の産毛より太いので、皮脂をよけいに毛穴にためやすく、汗をかいても拭き取りづらい、入浴中も洗いづらい・・・とちょっと手が届きにくい部分出うs。
さらに、シャンプーやトリートメントが背中に残っていると、その成分が原因でニキビになってしまうこともあります。
実際、シャンプーやトリートメントを変えて、落ち着いた方もいます。

 

毛穴の汚れ

毛穴に皮脂がつまっていると、汚れが溜まりやすくなります。
また、皮脂が酸化してニキビが進行していきます。

 

皮脂の分泌が多い女性(オイリー肌は特に)は皮脂の量も多くニキビができやすいので
肌を清潔に保つなどケアが必要です。

 

ターンオーバーの崩れ

健康な肌のターンオーバーは約28日。

 

でも、ターンオーバーのサイクルが崩れると、45〜60にかかってしまうこともあって、
古い細胞が上手に新しい細胞にかわるのに時間がかかってしまいます。

 

古い角質が肌表面に溜まると、角質と皮脂が混ざって汚れが溜まり、毛穴をふさぎいでしまうんです。

 

毛穴が詰まると、今度は皮脂がちゃんと排出されないので、出口を失った皮脂は毛穴に溜まり、ニキビができて進行していきます。
ニキビは新陳代謝の良い10代より、新陳代謝が衰える大人になってからできやすい場所でもあるのです。

 

ホルモンバランスの崩れ

男性ホルモンは皮脂線を発達させて分泌を促進します。10代の男性にニキビが多いのはこのためです。
女性の場合もホルモンは密接な関係にあります。
生理前には女性ホルモンの一つである黄体ホルモンが多く分泌されるので皮脂が多く分泌されます。
ですから思春期に限らず大人でもこの時期にニキビができやすくなります。

 

習慣要因

ストレスや生活の乱れ

学校や職場でのストレスが重なると、ニキビの発生にも影響を与えます。
また、夜更かしをしたり徹夜したりして睡眠不足になるとお肌には良くありません。
できるだけ休息時間を体に与えてあげ、ストレスを軽減することを心がけましょう。

 

食生活の乱れ

暴飲・暴食や便秘はニキビの原因となります。
油っぽいものや甘いもの、アルコールなどの糖分の多い食事や辛いもの等、刺激の多い食事はニキビをつくる原因となります。
バランスよく質のよい食事を定期的にとるようにしましょう。

 

運動不足

運動不足の生活を送っていると、筋力が低下して血行不良や新陳代謝の衰えにつながり、それに伴ってニキビができる可能性があります。
また婦人病などが原因となる場合もあります。
体からのメッセージが出ている場合は、ニキビの対処だけではなく、運動をしたり代謝を上げたり、体を温めることを意識していきましょう。

 

遺伝

民族や人種の違いで肌質が違うように、ニキビの発生率も異なります。
ですから、遺伝が原因の一つであるとも考えられています。
もし、家族や親せきにニキビで悩んでいる人がいれば、その肌質を受け継いでいる可能性もあります。
遺伝だけでニキビができるわけではなく、一緒に生活していると習慣も似通ってきますので、
まずは習慣から見直すことをおすすめします。