大人ニキビを作らず、ニキビ跡もケアしたいなら

ニキビ肌は顔・胸・背中などにある毛穴が、ホルモン・細菌・皮脂の相互作用によって炎症を起こることでできる、皮膚炎症疾患のひとつに分類されています。

ニキビ肌を治したいと考えている方は、ニキビが出来てしまう原因や対策方法を踏まえながら、しっかりとスキンケアをしていく事が大切ですよ。

ニキビは主に、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2種類に分けられ、中学生くらいの時期に最も症状が現れやすくなる思春期ニキビは、子供から大人の体に成長する、第二次性徴期によるホルモンバランスの変化が原因となっているのをご存じですか？

ホルモンの分泌が盛んになる事により、皮脂が過剰分泌されて引き起こされる思春期ニキビの場合には、大人になるにつれてホルモンバランスが安定するとともに、ほとんどの方が自然に治っていきますので、それほど気にする必要はありません。

しかしながら、近年では思春期以降を過ぎても一向にニキビ肌が治らない『大人ニキビ』に悩まされる方が増えてきています。

二十歳を過ぎてもニキビ肌が改善しない場合には、ストレスや食生活など生活習慣の乱れから引き起こされる、角質の厚みや毛穴の詰まりが原因となっている事が多いので、大人ニキビは思春期ニキビよりも治すのが難しいとされています。

そのため、まずは厚くなってしまった角質や毛穴の詰まりを改善しながら、お肌のターンオーバー機能を正常にする事が必要になりますので、大人ニキビの場合には思春期ニキビとは違ったアプローチ方法で治す必要があるのです。